『あすの調布を考えるー市政の現場からの報告』

◎調布市の人口は?

昨年10月1日現在の人口は約 23万5,000人。平成20年の約21万8,000人から10年で、約17,000人増加しました。このうち、年少人口(0~14歳)は、約2,600人増、生産年齢人口(15~64歳)は、約3,300人増、老年人口(65歳以上)は、10,500人増となっており、65歳以上の高齢化率は、18.2%から21.4%へと上昇しています。

戦後ベビーブーム団塊の世代の65才以上の方々が、後期高齢者(75才以上)となる平成37年(2025年)には22.2%、平成77年(2065年)には、39.7%まで増加すると見込まれています。

◎調布市の財政は?

平成31年度一般会計当初予算額は、約918億1,000万円、前年度対比では約7億3,000万円、0.8%減となっています。歳入では、根幹となる市税収入は、3.5%増の 約467億7,000万円と全体の約51%を占めています。

調布市は、平成30年度の国の地方交付税の算定において、昭和58年(1983年)以降、36年連続して不交付団体です。全国1,718の市町村では、77団体(4%)、都内39市町村では10団体が対象となっており、自主・自立的な経営が求められています。

◎あすの調布に向けて

1 未来を担う子ども達のために

・妊娠、出産、産後ケアから安心して子どもを産み育てられる環境づくり の充実を図ります。

・STOP!子どもの虐待防止に向けた取り組みを強化します。

・待機児童ゼロ!保育園、幼稚園、学童クラブへの更なる支援を拡げます。

・災害時には避難所としても利用される小、中学校体育館へのエアコン設置を進めます。

2 高齢者、障害者の暮らしに安心を

・在宅においても安心して生活が続けられるように、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービス等様々なサービスが包括的、継続的に提供できる地域包括ケア体制の整備を促進します。

・地域包括支援センターの機能、役割を強化すると共に、地域で高齢者を見守り、支える取り組みを進めると共に、通所、訪問型の介護予防・生活支援サービス等の充実を図ります。

・障害者差別解消法の趣旨の下、地域で安心して生活できる環境づくりと障害福祉サービスの充実を図ります。

3 まちの力をより強く 福祉先進都市『調布』へ

・企業誘致、市内中小、零細事業者の育成・支援を積極的に進めることで、市内経済の振興発展を促進します。

・まちの顔 コミュニティの担い手となる商店街を活性化させることで、地域の安心、安全、利便性向上を促進します。

・魅力溢れるまちづくりを進め、まちを支える働き盛りの世代(生産年齢人口)の定住率を確保すると共に、市内経済の活性化を図ることでまちの力(財政力)を強化、市民福祉の更なる充実を図ります。

林 あきひろ 略歴

〇平成7年 市議会議員初当選  現在5期目(元市議会議長) 58歳

議会運営委員長 他

〇経歴

・調布市商工会青年部部長

・(社)調布青年会議所理事

・(公社)調布市体育協会理事

・(社福)調布市社会福祉協議会評議員 他

〇現在

・調布市商工会理事

・調布地区防犯協会参与

・調布市サッカー協会顧問

・自由民主党調布総支部副総支部長 他


林あきひろ

調布市議会での会議・会合の表側、裏側から日々の活動動静をお知らせしています。

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